文字サイズ 中 大 特    カラー 反転
資料請求はこちら日本尊厳死協会本部事務局
9:30-17:00(土日祝休)map
03-3818-6563
正しく表示されない方はこちらへ

03-3818-6563資料請求はこちら
正しく表示されない方はこちらへ
メニュー
ホーム » 協会ニュース » 2015年度「医療相談」千件越す

協会ニュース


2016.07.19

2015年度「医療相談」千件越す

「主治医との関係で」悩み1割強も 地域相談窓口、周りの人につなげたい

協会が行っている電話「医療相談」の2015年度相談総件数は1180件と年間で初めて千件を超えました。医療についてわからないことや悩みをお聴きし、相談者に必要情報を提供して支援する活動が広まっています。
 相談件数は500件と前年度の2割増。1件の電話で複数の問題を抱えるケースもあり、相談内容の項目別総数は前年度(965件)を大きく上回りました。
 相談内容の項目(表)では「医療内容」457件(%)が最多で「疾病」「宣言書」「その他」と続き、「主治医との関係」も134件(%)と少なくありません。「医療内容」の項目別では「尊厳死の尊重」(157件)、「治療内容」(188件)は増えていますが、「延命措置」(112件)については少なくなっています。
 これは社会問題にまでなった「胃ろう」の問題が病院、介護施設内でも相談しやすい体制ができたからと思われます。他の相談が増えるなかで胃ろうを含む﹁水分栄養補給﹂に関する相談は件と減少しました。
 多くの場合︑電話から切羽詰まった相談者の気持ちが伝わってきます。

● 透析は苦しいので、希望すれば止められるか。
● 救急車を呼べば延命治療につながるのではないか。
● 治療方針で迷っている。医師が家族に相談を求めるばかりで、医師と話ができない。

最近、終末期医療やリビングウイルが暮らしの話題になることが多くなりました。患者も医師に説明を求めるのが当たり前と考え、医療側も対応に心がけてきている印象を受けます。しかし、忙しい医療現場のなかでは遠慮もあって依然として「医師との疎通に悩む」(116件)患者の戸惑いが相談内容の数字に表れています。
 相談員は、話を聴きながら何に困っているのかを一緒に考えながら気持ちの整理ができ、ご本人が解決の糸口を見つけて、次の行動に移れるよう支援します。身の周りに相談できる人、継続的に相談できる地域の窓口(病院内の「患者相談室」、地域ケア包括支援センターなど)につないでいけるようにしています。
「医師との疎通」には事前に予約を取り、話し合い時間を持つ。医師の考えと自分の思いとのずれをどう埋めたらよいか、病状説明の求め方、などを助言しています。相談者に迷いはあっても、結果的に医師との話し合いに漕ぎつけ、自ら「こうしてみたい」と言えれば、円滑な疎通が図れると相談員は考えています。
相談員は、指示や判断めいたことを言ったりすることは避けています。病気や看病を背負った人がひとり悩み、孤立に陥ることがないようご利用ください。

クリックするとページのトップに戻ります
サイトマップ
サイトマップ