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「最期は好きにさせてよ」と三者三様に持論を展開 

朝日新聞のオピニオン面「耕論」のページで、「最期は好きにさせてよ」と題し、終末期のあり方を、3人の方がそれぞれの立場から持論を展開している。社会学者の上野千鶴子さん、介護支援協会代表の橋中今日子さん、在宅医の遠矢純一郎さんの3人。この9月に亡くなった俳優の樹木希林さんの「終活宣言」企業広告の写真が大きく掲示され、3人の主張に耳を傾けているかのよう。

ベストセラー『おひとりさまの老後』の著者でもある上野さんは言う。「お年寄りは住み慣れた『おうち』が好き。それは自分以外に誰もいない『おうち』でも」と述べ、「住まいとは身体の延長のようなものだから」とし、「おうち」で死ねる社会の実現を、と訴える。

橋中さんは「自宅が幸せ」というのは幻想ではないかと異議を展開。自宅で看るために家族も自宅に居なければ、ということにこだわりすぎると、介護離職者が増え、介護保険の財源を奪う「負の連鎖」が続く、と警告する。

在宅医療に15年近く取り組んでいる遠矢医師は、「住み慣れた地域で暮らせるようにする地域包括ケアシステムや在宅医療という国がめざす方向は、高齢者が望む方向と重なる」としつつも、「医者をあまねく地域に張り付けるのではコストがかかりすぎる。医者の仕事を看護師や介護福祉士などに移していくべき」と主張する。

病院のベッドが減っていくこれからの時代、「死に場所」を求めてさ迷う“難民”が増えていくことになるのだろうか。

(朝日新聞、10月18日付朝刊より)

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