協 会 の 活 動

            
              


日本尊厳死協会の設立目的
   
 日本尊厳死協会は、1976年1月に産婦人科医師で、国会議員であった故太田典礼氏を中心に医師、法律家、学者、政治家などの同志が集まって設立されました。その目的は、自分の傷病が今の医学では治る見込みがなく、死が迫ってきたときに、自ら「死のありかたを選ぶ権利」を持ち、そしてその権利を社会に認めてもらおうというものです。つまり、尊厳死運動とは、人権確立の運動なのです。
 
 

リビング・ウイルとは?
 
 日本尊厳死協会は、治る見込みのない病気にかかり、死期が迫ったときに「尊厳死の宣言書」(リビング・ウイル)を医師に提示して、人間らしく安らかに、自然な死をとげる権利を確立する運動を展開しております。
 リビング・ウイルとは、自然な死を求めるために自発的意思で明示した「生前発効 の遺言書」です。その主な内容は

    ○ 不治かつ末期になった場合、無意味な延命措置を拒否する
    ○ 苦痛を和らげる措置は最大限に実施してほしい
    ○ 回復不能な遷延性意識障害(持続的植物状態)に陥った場合は生命維持
      措置をとりやめてほしい

というものです。
 日本尊厳死協会ではこのリビング・ウイルを発行しており、入会希望者にこの書面に署名・押印していただき、それを登録・保管しております。登録手続きが完了すると会員証と原本証明済みのリビング・ウイルのコピーをお渡しいたします。
 
 


協会の運営方法
 協会は現在 理事長 井形昭弘をはじめ副理事長4名、理事10名および、監事2名 計17名の役員が中心となり協会を運営しており、定款に基づいて副理事長会、常任理事会、理事会、社員総会を開催しています。
なお、協会は2010年4月一般社団法人としての法人格を取得し、2011年3月代議員(社員)選挙を実施し新たな体制にて会務の執行に当たります。

海外各国との連携
 
 私たちのような団体が結集し、「死の権利協会世界連合」を組織し、毎年、理事会を開催しています。また2年ごとに世界大会を開いて各国との情報を交換し合い、それぞれの国民性に合った運動を進めています。25カ国の44団体が加盟し、国連の民間団体(NGO)として認められるように働きかけています。