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ごあいさつ

一般財団法人 日本尊厳死協会理事長 岩尾總一郎

岩尾總一郎

人の最期はさまざまです。医師から見放されても生き続けることを選択する人もいますし、病気が治らないのであれば、徒に命を長引かせるだけの延命治療を断りたい人もいます。私たち日本尊厳死協会は、病気が治らないことが明らかな「不治」で、なおかつ最期が近付いている場合に、延命治療を断りたいと願っている人たちのために活動しています。人工呼吸器や栄養を送るための胃ろうなどを断る「尊厳死の宣言書=リビング・ウイル」を発行し、登録管理を行っています。1976年に活動を始め、現在の会員数は12万人を数えます。

日本の社会では長く、この延命治療を開始したり、中止したりすることに抵抗がありました。人工呼吸器を着けなければ死が訪れることが明らかな場合、患者本人の希望がどうあれ人工呼吸器を装着してきました。それは、命を助けることが医師の使命でもあり、途中で止めることで医師が罪に問われる可能性があったからです。

時代は変わり、自分の終末期の医療を自分で決める権利が認められるようになってきました。助かる見込みがないのに何本ものチューブにつながれ、「生かされている」ことに耐え難い苦痛を訴える患者が、最期を安らかに過ごすためのQOL(生活の質)、あるいはQOD(安らかな最後)を選ぶ権利を尊重しようという流れが定着してきたのです。それでもまだ一部には、患者の願いが聞き入れられないケースもあります。

私たちは、患者の願いが受け入れられるためには、リビングウイルの法制化が必要だと考えています。この法制化によって患者の権利が守られるだけでなく、医師が延命治療を中止しても罪に問われないことにもつながります。さらには、こういった議論を繰り返すことで、リビングウイルの普及にもつながっていくと信じています。

ホームページを訪れてくれた方々が、それぞれに意義を見出していただけたらと願い、今後もみなさんの意見も取り入れつつ充実させていきたいと思っています。

2015年 4月 吉日

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